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正規分布の確率を求める(コマンド)

正規分布の確率を求めましょう. Normalコマンドを使います. Normal( <平均>, <標準偏差>, <変数値>, <累積の真偽値> ) 与えられたパラメータ(平均 と 標準偏差)の 正規分布について, 累積の真偽値 が true の場合は 変数値 での 累積分布関数(cdf)の値を,false の場合は 変数値 での確率密度関数(pdf)の値を返す. 下の部分 標準正規分布で P( Z≦1 ) の確率は Normal(0,1,1,true) と入力バーに入力します.

確率変数が N(0,1) に従うとき,次の確率を求めましょう. (1) P( Z ≦ -1 ) (2) P( 2 ≦ Z ) (3) P( -2 ≦ Z ≦ -1 )

Normal コマンドの逆関数として InverseNormal コマンドがあります. InverseNormal( <平均>, <標準偏差>, <確率> )
正規分布曲線の下側で,左側の面積が与えられた確率と等しくなるような x の値を返す.
例 InverseNormal(50, 2, 0.9)  は,平均 50,標準偏差 2 の正規分布の 90 パーセンタイルにあたる数値 52.56 を返す.

まとめの問題

ある県における高校2年生の女子の身長が,平均158 cm,標準偏差が 6cm の正規分布に従うものとします. (1) 身長が 155 cm以下の生徒は,約何%ですか? (2) 身長が 165 cm以上の生徒は,約何%ですか? (3) 身長が 154 cm以上 160cm 以下の生徒は,約何%ですか? (4) 身長の低い方から4%の中にはいるのは,何cm 以下の生徒ですか.  (最も大きい整数値で答えてください)